ブラン・ド・シン

徳化県は福建省の中部に位置し、現代中国磁器の有名な産地です。

徳化窯は、柔らかく、鉄分の含有量が少なく、カリウムの含有量が多い磁器粘土の生産に隣接しています。この原料で焼成された磁器は、白くしっとりとした釉色をしており、美しい翡翠のようにブラン・ド・シンと呼ばれています。太陽光の下では、ほんのりピンク色や乳白色の半透明になります。

徳化磁器の焼成技術は国家無形文化遺産に登録されています。